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目次
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娼年(しょうねん)とは
この映画は石田衣良原作の同名小説『娼年』を実写化したものです。
石田衣良さんは様々なメディアミックスがなされた『池袋ウエストゲートパーク』の原作者としても有名ですね。
原作の続編に『逝年』、『爽年』があります。
僕はこの作品を前情報なしに見ていたのですが、てっきり女性が原作や演出をしている作品だと思っていました。
イケメン俳優 松坂桃李が主演であること。
やけに松坂桃李の尻が出ること。
BL要素があること。
正直男性が見ても目を背けそうな場面も多かったと思います。その辺に割と理解のある僕はけっこう大丈夫でした(笑)
普通に濡れ場は多く美しい女性のセックスを描写しているので見応えがありましたね。
リョウ(松坂桃李)のセックスシーン解説
『娼年』のセックスシーンは本気度がすごかったです。松坂桃李君もかなり体当たりで役に徹していました。
ディープキスも完全に舌を絡めていましたし、クンニでのまんぐり返しなどは完全に本番の勢いでした。
例え前バリをしていたとしても完全に臭いを感じそうな距離でヴァギナにむしゃぶりついていました。
音もかなりリアルでしたね。どのように撮っているのかはわかりませんでしたが、肉と肉のぶつかり合う音や、ゴムを装着する時の音まで、「実際にゴムつけた音を撮ってるんじゃないか」と思うくらいリアルでした。
以下、男性含め(笑)、リョウくん(松坂桃李)の濡れ場をご紹介したいと思います。
1人目 女子大生?(階戸瑠李)
大学生?のガードが緩そうな女の子とセックス。
映画のオープニングということもあって見せ方は綺麗でしたね。女に覆いかぶさり、腰を打ち付けるリョウ(松坂桃李)。揺れる松坂君の尻がカワイイ。
女性の姿はほぼ見えず、太ももに絡むペディキュアの塗られた足や、背中に回された腕が見えるのみ。
これだけで「この映画は松坂桃李(男目線)のセックスを記録した映画なんだ!」と感じました。
この時はリョウ(松坂桃李)は女性に対して「つまらない」、セックスに対して「手順の決まった作業」という考えを抱いていました。
青系の照明がまた冷静さや冷たさを表しているように思いました。
2人目 咲良(冨手麻妙)
冨手麻妙(とみて あみ)さんは御堂静香(真飛聖)に誘われていった先で、セックスの試験相手として現れた耳の聞こえない少女、サクラ役。
審査(「情熱の試験」)の結果として渡された金額は5,000円でした。しかし、咲良は追加で5,000円を差し出し、1時間で1万円のボーイズクラブギリギリの合格ラインに到達。
・相手に心を開かない
・相手の出すサインを読もうともしない
と静香(真飛聖)はリョウ(松坂桃李)のセックスを痛烈に批判します。
3人目 ヒロミ(大谷麻衣)
娼夫となって初めて相手にする客がこのヒロミさん。上品な主婦という感じ(20後半~30前半くらい?)でたまらん!
渋谷で待ち合わせしてお茶をしに行く際、手を握ろうとして握れないリョウ(松坂桃李)がカワイイ!
昔から大人の女性が好きだったと告白するリョウでしたが、それを聞いて「またね」と言って店を後にするヒロミ。
次の日もまた予約を入れてくるヒロミ。前の人は打って変わって肌を露出し、酒を飲む二人。
「私いますぐリョウ君としたいな」
ラブホについて部屋に着くまでのあいだに狂ったようにキスを交わす二人は部屋に入ってすぐに服をぬぎ絡みあう。
ペニスに触り、乳首を攻めるヒロミ(大谷麻衣)。仁王立ちフェラをされながら、ヒロミの尻に手を伸ばして手マン。今度は後ろから攻めるリョウ。
そのまま立ちバック > バック > 寝バックへと移行し「リョウくん」「ヒロミさん」と呼び合いながら果てる二人。
部屋に入ってすぐに行われた一連の行為。ベッドで行われなかったという点も良いですね。狂ったように求めあう二人の描写が良かったです。
仕事が終わったリョウは「女性の事をもっと知りたい」と語ります。
4人目 イツキ(馬渕英里何)
出会ってお互いの印象を語り合う二人。食事で本の話になると趣味(プラトン)が合うことが判明。
プラトンだのソクラテスだのエロスだの話がでてきますがよくわからん(笑)
食事の後に連れていかれたのはイツキの家。イツキの昔話で過去の初イキ・放尿の話を聞かせられるリョウ。
知性のある男に放尿している所を見て欲しかった というイツキ。
目の前で中腰で恍惚の表情を浮かべながら大量の尿を出すイツキ。SEには思い出になぞらえたセミの鳴き声。
全てをさらけ出したイツキに対し、優しく微笑みかけて額にキスをするリョウ。あ、セックス描写は無かったですね。
しかし満ち足りたイツキの表情が艶っぽい!
5人目 主婦(荻野友里)
出産してからセックスレスになってしまった主婦(荻野友里)との濡れ場。
久々のセックスを「ずっと想像してここまできた」と語る人妻との絡み。「飢え」という単純な言葉では語りつくせない鬱積した感情を解放させる主婦(荻野友里)の表情に注目です!
誰もが人に言えない悩みや欲望を抱えて生きている。その欲望に寄り添うリョウの成長がうかがい知れるシーンです。
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6人目 佐々木心音
糖尿病で車椅子となった夫(西岡徳馬)の目の前で、その妻 紀子(佐々木心音)を抱くというお仕事。
しかも、なるべく乱暴に。見せつけるように。
絡みでは「もうこんな乳首立ってんじゃねぇか」とそれまでのリョウ君とは打って変わった態度に驚かされます。
ドレスや下着を破り後ろから挿入。激しく責め立てる。お尻をぶつスパンキングなどかなり激しめのプレイ。
破れたストッキングの上に大量に射精。
実は旦那も性的不能ではなく(というか車椅子でもない)、フィニッシュでオナニーを始める旦那(笑)
単に夫婦の趣向を凝らした営みのダシに使われたというオチ(笑)
この仕事で特別ボーナスをもらい、VIPクラスに昇格したリョウ。娼年の道を駆け上がっていきます。
7人目 アズマ(猪塚健太)
同僚のアズマ(猪塚健太)は冒頭でも登場し、VIP客を相手にする先輩娼夫。
その体は傷だらけで彼の普段のプレイの壮絶さが分かります。
69の体勢でリョウのペニスを咥えイカせるアズマ。なにかお礼をしたいというリョウにアズマが提案したことは・・・
「骨を折って欲しい」
骨折した小指を握って恍惚の表情を浮かべるアズマ(猪塚健太)。
8人目 老女(江波杏子)
周囲の友人に自分の仕事がバレ、抱えた悩みを打ち明けるリョウ。
その会話の途中にリョウの手を取り恍惚の表情を浮かべる老女(江波杏子)。「年を取るとこんな芸当もできる」スゴすぎです(笑)
この後リョウは御堂静香に「付き合って欲しい」とせがみ、襲い掛かりますが拒絶されます。
しかし諦められないリョウは静香にどれだけ成長したかを見てもらうために最初と同じように”試験( 咲良(冨手麻妙)を使ったテスト)”をしてほしいと願います。
9人目 白崎恵(桜井ユキ)
大学の同期として登場し、仕事がバレた際には痛烈に批判した恵(桜井ユキ)。
恵はずっとリョウが好きだったんでしょうね・・・「抱く気はない」と言われ自暴自棄になり、リョウの同級生シンヤに抱かれた恵。
そんな彼女を救うためなのか・・・単に自分の仕事を見せるためなのか・・・行為を始めるリョウ。
ちょっと大きめな乳頭がエロイ。手マンで潮を吹く恵。
対面座位で駅弁っぽい攻めから側位、バックから手押し車的なアクロバティックな体位、最後は正常位と様々な体位。スレンダーな恵の体が美しい。
「そのままでいい」と言われてもしっかりゴムを付けるリョウ。「僕は娼夫ですから」。
フィニッシュでしっかり立っている乳首がエロい!!
リョウが欲しかったと泣きじゃくる恵。でもリョウに抱かれ、リョウが別の世界に行ってしまったと感じたようです。
またお店に来てと言うリョウ。
10人目 咲良(冨手麻妙)
咲良(冨手麻妙)は昔娼婦をしていた御堂静香(真飛聖)が客との間に身ごもった子供だった。
御堂静香(真飛聖)はエイズウィルスに感染していたことを告白。
そして娘である咲良(冨手麻妙)とのセックスが始まります。
慈しむように、静香に見せつけるように行う咲良(冨手麻妙)とリョウ(松坂桃李)の絡み。
娘を通して快感を感じているかのような静香(真飛聖)。
リョウは完全に静香を抱くつもりでセックスしてるし咲良はちょっとリョウが好きだろうし、いいのか?(笑)
3人が快楽を共有する演出、飛び散る汗、そして松坂桃李の尻は本当にきれいだ!
果てたリョウに歩み寄り、あの日の母のように顔を寄せる静香。
場面は変わり、バーで目覚めたリョウの前に現れる咲良がリョウに渡したのは静香からの手紙。
クラブパッションは摘発。
そして横浜の繁華街で死亡した母の真相を知るのでした。
1年ぶりに老女(江波杏子)の前に現れたリョウは「クラブ パッション」を名乗ります。
咲良やアズマと再びクラブパッションを始めたようですね。
江波杏子さんはこの作品が遺作ということでしたが、女優としての最後の仕事がセックスに関する映画ってカッコ良すぎない!?(実際の描写はありませんが)
皺のあるおばあちゃんなんですが、どこか可愛らしく、色っぽい。素敵だ。
まとめ リョウ(松坂桃李)ベストセックスは?
1位 咲良・静香
成長した姿を静香に見せるためのセックスでしたが、描写がとても印象的です。
2位 ヒロミ(大谷麻衣)
最初のお客さんでもあるヒロミさん。1回目の登場と2回目の登場のギャップやホテルに入ったとたんに激しく求めあうセックスは印象的!
3位 主婦(荻野友里)
求められなくなった悲しみと、久々のセックスに燃える主婦の姿が素晴らしかったです!
女性の欲望は奥深い。女の数だけ形がある。
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※本ページの情報は2019年6月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。